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診療案内

一般的な歯科治療

虫歯は虫歯菌が出す酸によって歯が溶かされた状態です。初期虫歯の段階を過ぎると治療が必要となり、放置していても自然に良くなることはありません。症状が進行すると神経にまで達し、そうすると神経を除去する治療が必要になります。

当院では、できるだけ神経を残す治療を行っていますが、どうしても神経が虫歯に冒されてしまった場合はこれを取り除く根管治療が必要になります。

根管治療は通常、数回の通院が必要になり、数週間にわたって治療を行うことが多いものですが、当院ではできるだけ少ない回数で治療を終えることを目指しています。その理由は、一度歯を削り、象牙質が露出していると、虫歯菌の再感染が起こりやすいからです。そのようなリスクを減らすためには一日でも早く、しっかりとした被せ物をする必要があると考え、できるだけ早く根管治療を行う方針を採っています。

歯周病治療

歯周病は歯垢や歯石がたまると、その中に潜む歯周病菌が歯肉に炎症を起こし、歯周組織を溶かす病気です。歯肉から血が出たり、歯肉が腫れたりしている場合は歯肉炎のサインですので、検査を受けてみましょう。

歯周病は高齢者だけの病気ではありません。お口の環境によっては、お子さんのお口にも見られることがあります。そのため、全ての年代の患者さんにとって、予防が不可欠です。さらに、予防が大切な理由はそれだけではありません。歯周病は進行すると、歯を支えている骨を溶かしてしまうため、歯を抜く処置が必要になります。抜歯を避けるためにも歯周病は早期発見することが求められます。

当院では、歯周病治療のために、歯石除去やクリーニングを通して、お口の環境を清潔にし、正しいブラッシング方法をご指導しています。歯ぐきから血が出る、口臭が気になる、口の中がネバネバしているといった異変を感じたら、はせがわ歯科にお越しください。

小児歯科

乳歯は生え替わるから虫歯になっても良いとお考えではないですか?乳歯には、永久歯が正しく生えるように導くという、大切な役割があります。お子さんがこれからも健康的な生活を送れるよう、乳歯のうちから日々のケアと定期的な検診を怠らないようにしましょう。

乳歯を虫歯から守るには、正しいブラッシングを行い、間食を1回にし、だらだらと食べないことが大事です。間食が増えるとその分、口腔内が酸性に傾き、歯が溶けやすくなります。ブラッシングに関しては、小さいお子さんの場合は親御さんの仕上げ磨きが欠かせません。ご自分で歯磨きができる年齢になっても、最後のチェックはしていただければと思います。

乳歯が虫歯になると、歯の生え替わりの遅れの原因となるほか、噛む力が減ることで顎の発達への妨げとなることがあります。当院では、虫歯予防のためのフッ素塗布のほか、お子さんの歯磨き指導なども行っています。お子さんの顎の健やかな発育のためにも、定期的に受診ください。

予防診療

虫歯や歯周病は再発を繰り返すと、何もトラブルがない場合よりも早期に歯を失うことになるおそれがあります。健康な歯でしっかりと食事が摂れる状態を保つには、予防が不可欠です。予防のために、定期検診やメンテナンスを受けるようにしましょう。

メンテナンスにお越しいただくと、お口の状態の確認後、汚れの確認やブラッシング指導、クリーニング、虫歯予防の処置などを受けていただくことができます。治療が必要な歯が見つかった場合は、治療に入ります。早期に治療を開始することで、歯の削る量が少なく済んだり、簡単な歯石除去などで済む可能性が高くなります。

虫歯予防の処置としては、フッ素塗布とシーラントがあります。フッ素塗布は歯の再石灰化や歯質強化などが期待できる処置です。再石灰化とは溶け出した歯のミネラルを修復する働きのことです。繰り返し行うことで、初期虫歯の進行を止めることができます。

入れ歯・義歯

歯を失ったら、入れ歯やブリッジなどの治療方法によって、歯を補うことになります。歯が抜けたままにしていると、空いたスペースに歯が倒れてきて歯並びが崩れる原因になりますので、治療を受けましょう。

入れ歯は着脱が可能な義歯で、装着することで食事や会話を助けます。数本の歯を補うのが部分入れ歯、顎の全ての歯を補うのが総入れ歯です。当院では、保険診療であってもシリコン製の材料で歯の型どりを行います。シリコンの印象材は通常、自由診療で用いられることが多い材料です。これを使うことで精巧な型が採れ、よりお口に合った入れ歯が作りやすくなります。

ブリッジは固定式の義歯で、人工歯の付いた連結冠を残った歯に被せることで、装着します。入れ歯に比べ、見た目が自然なのが特徴です。

このように、歯を補う治療にはいくつか方法があります。患者さんのご希望や生活スタイルに合わせ、治療のご提案を行います。

詰め物・被せ物

保険診療と自由診療の被せ物治療の違いは材料です。当院では、保険診療だからといって最低限の技術で被せ物を作るのではなく、自由診療と同じ型取りの素材を用いて、同じように丁寧に型を採り作製をしています。保険適用でも患者さんにご納得いただけるよう、できる限りの対応で治療をさせていただきます。

扱っている被せ物の素材は、保険適用のもののほか、自由診療のものもあります。ハイブリッドレジン、オールセラミック、ジルコニア、メタルボンドといった白い素材を取り揃えており、これらを使えば治療した箇所が銀歯のように目立つことがなく、美しいお口元を取り戻すことが可能です。

ハイブリッドレジンクラウンは、レジンとセラミックを混ぜた白い素材でできています。長期的には変色しやすいというデメリットがありますが、白い素材の中で比べると治療費を抑えることができるのが特徴です。

オールセラミッククラウンは、セラミックだけでできた被せ物です。自然な色合いが再現でき、金属アレルギーを発症する心配もありません。

ジルコニアクラウンは、非常に高い強度を誇る素材でできていて、奥歯にも装着が可能です。オールセラミッククラウンと同様に、金属アレルギーの方でも治療を受けることができます。

メタルボンドクラウンは内側が金属で外側がセラミックの被せ物です。歯の色の再現性は少し下がりますが、丈夫なのが特徴です。

自然な見た目の修復物をご希望の方は、以上のように豊富な種類を取り扱っていますので、お気軽にご相談ください。

ホワイトニング

飲食物や嗜好品による歯の着色汚れには、ホワイトニングがおすすめです。ホワイトニングは薬剤の化学反応で汚れを漂白し、歯のトーンを明るくする方法です。天然歯を傷付けることなく、白く輝く歯を手に入れることができます。

ホワイトニングにはいくつか方法があります。当院では、ご自宅で患者さんご自身でできるホームホワイトニングを採用しています。

ホームホワイトニングの治療手順としては、当院でマウスピースを作り、それに薬剤を入れてご自宅で決まった時間装着していただきます。その工程を最長で二週間続けるうちに、徐々に歯のトーンが明るくなっていきます。歯科医院に通う必要がないため、忙しくて歯科医院に頻繁に通院ができないが、歯を白くしたいという方におすすめの方法です。

注意点としては、ホワイトニングの成果はずっと続くわけではないということです。生活習慣などにより個人差はありますが、6か月~1年半ほどで元に戻ると言われています。また、歯の着色汚れは白くすることが期待できますが、変色については白くできないケースもあります。そのため、始めに、ホワイトニングで歯が白くなるかどうか診断を行います。

歯の色が気になるという方、結婚式などのイベントを白い歯で迎えたいという方は、ぜひ一度ご相談ください。

歯科口腔外科

親知らずは、大体10代後半から20代前半に生えてくる最奥部の奥歯です。人によって様々な生え方をし、誰もの親知らずが上下左右の4本とも生えるとは限りません。磨ききれずにトラブルの原因となった親知らずは治療をしても再発の可能性が高いため、抜歯をおすすめします。

例えば、親知らずが垂直に生えており、虫歯・歯周病などのトラブルがない場合は、抜歯の必要はありません。しかし、痛みや腫れがある場合や、隣の歯を押すような水平な生え方をしている場合は抜歯をご提案しています。

顎関節症の診療も歯科口腔外科の範囲です。顎関節症は不正咬合などが原因で起こる顎関節の不調です。開口時に音がなる、顎が開きにくい、または開かないなどの症状がある場合は、顎関節症の可能性がありますのでご相談ください。スプリントを使った治療や、顎を動かすことで症状の緩和を目指した運動療法で改善を目指します。